ロープで輪っか作るの簡単そうで出来ない話
リリリリーン
ヴーンヴーン
ママから電話だ!
もしもーし、どうした?
バドミントン支柱のフックに
ロープ結びたいんだけどどうやるの?
フックに引っ掛けて下に引くとネットが張れるよ!
え?あらら?
ロープの輪っか作るってどうやるの?
ググればいろいろ出てくるでしょ?
やってみる!
なになにショウリブログ!ガチャ
①二重止め結び
二重止め結び(ふたえとめむすび・にじゅうとめむすび)ループ・ノット、フェラー結びとも呼ばれている。
これは私がよく使う結び方です、この結び方の良い点は簡単なわりにほどけにくく1回強く引っ張って使った場合ほどくのが困難ということです、輪っか作ったらそのまま何回も使うという使い方に向いてます。
トラックの荷代のフックに引っ掛ける輪っかとして使うとか、今回のようにバドミントン支柱のネットをセットする際に使用する時にこの結び方が有効です。
なので今回バドミントン支柱のスライドフック式で使用する場合バドミントン支柱ネットの親ロープの先端やロープの途中に輪っかをつくる方法を紹介入れてします。
サクっと輪っかを作れます
【二重止め結び】でバドミントン支柱(ポール)のスライドフック(カラー)にセットする方法
1.ロープ先端を折り曲げる
2.下写真のようにする、その後赤丸をつまみ穴に通す(赤矢印の通り)
3.下写真左の赤丸つまむ、右の赤丸ロープ2本一緒につまみ、赤矢印の方に引く
4.完成!簡単でしょ!
輪っかをスライドフック(スライドカラー)に引っ掛けます
ネットが無いのでロープだけで説明してます。
良い感じですね!
引っ掛けたら蝶ネジを緩め下に引っ張り蝶ネジを締めるとネットが張れます。
スライドフックでネットを張る際はスライドフックを上から覗き込んではダメです、下に引っ張ってる手が何らかの原因で離れた際、スライドフックが勢いよくビュンって上がり覗き込んでいた顔(目)に当たりケガをする恐れがあるので危険なので絶対しないでください。
ロープの先で輪っかをつくるとスライドフックのストローク(引っ張れる距離)によっては張れない場合があります、その場合ロープの途中で輪っかをつくる事になりますが、この結び方だとロープの途中でも輪っかが作れます。
ロープの途中で輪っか【二重止め結び】を作りバドミントン支柱にセットする方法
1.写真下のようにロープを曲げる
2.赤丸を指でつまみ赤矢印の方に入れる
3.赤丸をそれぞれつまんで反対方向に引っ張る
4.完成!簡単でしょ~!
バドミントンネットは下写真↓のように輪っかそのままにしてあるケースが多いです。
引っ張りやすい方で使うからだと思うし、次使う人がそのまま使えるからだと思います。
②もやい結び
一般的にロープやひもに輪っかをつくる方法でメジャーな結び方がこの「もやい結び」です。
「もやい結び」は様々なシーンで使えるので是非マスターしましょう。
アウトドアでテントを張る時に使ったり、高所作業で重い物を引っ張る時や釣り上げる時に使ったり、トラックの荷縛りの際に使ったり、引っ張っても輪が小さくならないので人命救助にも使われます。
まず結び方
①赤丸を指でつまみ赤い矢印方向に入れていく
②赤丸を指でつまみ赤い矢印方向に入れていく
③赤丸を指でつまみ赤い矢印方向に入れていく
④赤丸を指でつまみ赤い矢印方向に引っ張る
⑤完成(何回か練習するとコツがわかるよ)
③二重もやい結び
二重もやい結びは、ロープの中間に輪をつくる場合や傷病者等の救助に用いる。
結び方を調整すれば輪の大きさを変える事が出来る。
二重もやい結び 結び方、縛り方
1.必要な位置でロープを二つ折りに曲げる
2.矢印(赤)のように輪っかの下から通す
3.通したら広げる
4.広げた輪っかの中から2本の輪っか(ロープ)をくぐらせてから引っ張る
5.引っ張るとこの形になるので用途に合わせ輪の大きさをこの時点で変える
6.完成
④三重もやい結び
【三重もやい結び】要救助者の救出時に、吊り上げ・吊り下げに使う、身体結索の一つです。
まず下の結び方を参考に【三重もやい結び】を結びます、すると3つの輪が出来ます。
ひとつの輪は少し大きめに作って上半身の腕の下に通します。
残りの2つの輪は1つづつの足に通し、膝の裏に来るように輪を通します。
【三重もやい結び】を用いた身体結索にて要救助者を吊ります。
左絵イメージ
三重もやい結び 結び方、縛り方
1.二つ折りにしたロープを下の写真のようにセットしてロープの先を矢印のようにくぐらせていく。
輪っかの下から通り、ロープの後ろを通り、また輪っかに通す。
2.輪っかの大きさを調節しながら、赤矢印の方へ引いて締めていく。
3.完成
⑤引き解け止め結び(ひきとけ止め結び)
引き解け止め結び(ひきとけとめむすび)はその名の通り引くと簡単に解ける結び方です。
(写真テープ側を引くと解ける)
この結びは昔から鳥や小動物を罠で捕えるのに使われてきました。
引き解け止め結び 結び方、縛り方
1.ロープを写真のようにセットします。
2.ロープの先を写真のようにします。
3.先端をクロスしたロープの下から通して赤矢印の方へ引っ張る
4.赤矢印の方へ輪っかに通す
5.赤矢印の方へ引っ張ったら輪を小さくして締める
6.完成
⑥二重8の字結び
二重8の字結び(にじゅうはちのじむすび・ふたえはちのじむすび)はロープで大きさの変わらない輪っかを作る時に使います、特徴として丈夫な結び方で安全性が高くほどけにくい。
二重止め結びより強度が強く破断しにくいので登山で命綱として使用される、あと物を吊り上げたり牽引の際に使われる。
二重8の字結び 結び方、縛り方
1.ロープを折り曲げて2本にして写真のように置きます
2.写真の様に交差させ、赤矢印の方へロープをくぐらせます
3.写真の様に赤矢印の方へロープを運びます
4.赤矢印の方へ赤丸をつまんで輪っかの下を通します(くぐらせます)。
5.この形になったら輪っかの大きさを調整して左右の赤丸をつまんで締めます。
6.完成
以上、今回は6種類のロープ(ひも)で輪っかをつくる方法を紹介しました。
まとめ
バドミントン支柱(ポール)のスライドフック式には二重止め結びで十分強度もありますので使えます。
もやい結びもロープワークの輪っかをつくる基本の結び方なのでこの機会に覚えておくといつか役立つかも。
二重もやい結び、三重もやい結びは救助用に使います、覚えておけばいざって時に役立ちます。
引き解け結びはすぐ解けるので、結び替えを頻繁に行う時に便利です。
二重8の字結びは頑丈でほどけにくいので登山の際の命綱として使ったり、物を吊り上げたりする時に使いましょう。
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