子どもだけで留守番させるのって不安ですよね。
子どもが留守番中に起こしてしまう事故とは?
また起きてしまう事件事故とは?
それに対する防犯対策、安全対策について今回解説します。
子どもだけに留守番をさせるのが不安な保護者の方必見です。
子供が留守番中に起きてしまう事故とは?
子どもが留守番中に起こしがちな事故は「やけど」です。
「やけど」に注意【子供が留守番中の事故】
子どもが留守番中に起こす事故で多いのが火傷「やけど」です。
0~12歳が40%を占めている、つまり小学生6年生以下の子が多い。
どんな時に「やけど」するのか?
「やけど」する器物のとして上位にくるのがポット、熱湯、味噌汁、スープ、カップ麺、お茶となっている。
「テーブルの上のカップ麺や味噌汁を、誤ってこぼしてやけどした」などの事故が起きています。
子どもだけで留守番をする際、昼食時、簡単にお湯で調理できるカップ麺・インスタントスープ・味噌汁等を食べる時に、「やけど」をする危険があるので注意が必要です。
万が一熱湯の入ったポットやケトルをお湯を注ぐ際、誤ってひっくり返したりしたらかなり危険です。
ちゃんと使えるようになるまでは使わせないようにしたいですね。
✔やけどの恐れがある物は子どもの手に届かない所に置く。
✔ポットやケトルは正しく安全に使えるまで使わせない。
電子レンジの取り扱いに注意【子供が留守番中の事故】
電子レンジは便利な機械だけど、使い方を誤ると大変危険です。
留守番中の子どもが電子レンジで食材を長時間加熱しすぎて火災になるなどの事故火災が発生しています。
電子レンジ火災の実験映像はこちら⇩
電子レンジで加熱すると危険な物があります、子どもにも教えておきましょう。
卵・・・爆発します(殻がついたたままでも殻を割った後でも)
アルミホイル・缶・・・基本金属は全部ダメ、バチバチっと火花が散り燃えます、電子レンジが壊れます絶対NG
ペットボトル・・・変形・爆発の危険
紙類・・・焦げたり、燃えます
ウインナー・トマト・・・破裂します
・・・など
電子レンジで加熱する場合は陶器や磁器などの耐熱容器に入れてから温めます。
電子レンジを使用する際は必ず食材の包装に表示された○W(ワット)で○分○秒を確認してから使用する。
何か異変があったらすぐ止めれるように、調理中は食品の様子を確認しながら加熱する。
正しい使い方が徹底するまでは使用を控えさせる。
転落事故に注意【子供が留守番中の事故】
転落事故は乳児、幼児、低学年くらいまでの子どもに注意が必要です。
基本幼い子どもをおいて留守番させることはないのですが、家事やテレビに夢中になったり、回覧板やゴミ出しに5分で戻る間にも起きてしまうのが転落事故。
ニュースでよく知るケースとしてマンションのベランダから転落してしまう事故。
子どもは想像もつかいない行動を起こします、留守と言ってあるのにママを探しに2階へ行ってみたり、テーブルの上に乗って遊んでみたり、ソファーから飛び降りたり。
飛び降りた際着地に失敗して転倒して頭を強打するのも怖いです。
乳児や幼児が頭を打てば大泣きしまが、大泣きせず意識がなく、ぐったりしていると大泣きするより危険です。
呼びかけにも全く反応しない場合やけいれんを起こしてしまった場合は迷わず救急車を呼びますが、ちょっとした留守や目が届かない所で起きてしまうとすぐに呼べないので大変危険で命にかかわります。
ベランダからの落下防止対策をする
転落事故は乳児、幼児に多い、ベランダなど施錠をしっかりするのはもちろん、ベランダの柵に登れないように物を置かないようにしましょう。
どうしても、柵が低くかったり、室外機などから登れちゃう場合は転落防止ネットを張るなどして対策をしましょう。
最も怖い事件事故2つ【子供だけで留守番】
子どもだけで留守番させる際、注意点は沢山ありますが、その中で最も恐ろしい事件事故を2つ紹介します。
①犯罪に巻き込まれる
②火災の恐れ
以上の2つです、順番に説明します。
①犯罪に巻き込まれる
留守を狙った空き巣被害とは別に、子どもしかいない時を狙った犯罪も多い。
侵入盗や強盗、強制わいせつの犯罪被害に注意しなければいけない。
どうやって侵入してくるのか?
侵入手口は大きく3パターン。
・子どもが帰宅時、家に入る際玄関のドアを開けた瞬間に強引に後ろから押し入る。
・インターホンで子どもと話してドアを開けさせる。
・窓やドアから忍び込む。
どれも想像するだけで恐ろしいですよね、親がいない時を狙うので注意が必要です。
②火事(火災)の恐れ
子どもに留守番させる際最も怖い事故が火事です、火事になれば取り返しのつかない事態に発展します!
最悪なケースとして、子どもの命も家も家財もすべてを失います。
それだけでは済まされず近所へ燃え移るなどしたら多大な迷惑をかけてしまいます。
一生償っても償え切れない事態に発展します、それが火事の恐ろしさです。
ではこの2つどうやったら防ぐことができるのか?
安全対策をしたり、子供にしてはいけないことをしっかり指導しておきましょう。
防犯対策と安全対策をしっかりする【約束、徹底させること】
子どもだけで留守番させる際に最も注意すべきことが2つありました。
このような事件や事故に遭わない為に留守番させる際、防犯対策と安全対策をしなければいけません。
子どもには以下のことを徹底して教え込みましょう。
インターホン、電話には絶対出ないこと
強盗や空き巣は子どもしかいない時間を狙ってくるらしいので注意が必要です。
インターホンも電話もすべて無視すること、会話をしたら絶対ダメです、巧妙な手口で侵入してきます。
業者のフリや、親の知り合いのフリをして訪れることもあるので無視しましょう。
水道局や電気会社、宅配、近所の人などすべて無視でOK。
ドアは絶対に開けないこと
訪問者が来てもドアを開けたらダメです。侵入されたら終わりです。
困ったことが起きたら、ドアは開けずに親に連絡しましょう。
子どもだけの留守番中に友達と遊ぶのは避けましょう。
突然友達が遊びに来ても「ごめん今から用事があるから遊べない」と言って断る。
くれぐれもインターホンやドアを開けて「親がいないから遊べない」など言わないように注意です。
帰宅時は家に誰もいなくても「ただいま~」と大きな声で言う
犯罪者は目につかない所で耳をすまして聞いています。
「ただいま」と言えば中に誰かいるんだと思いますので、必ず言いましょう。
親が留守のことを他の人に言わない(情報を漏らさない)
下校中など「今日親が居ないから僕1人で留守番なんだ」とか言わない。
それをたまたま聞いた人が犯罪者だったら、あとをつけられて家のドアの鍵開けた瞬間押し入るかもしれません。
親が家に居ないってことは「自分を守ってくれる人がいませんよ!」と言ってるのと同じ事なので絶対言わないように。
火事(火災)対策、火の取り扱いや危険性を教える
家庭内の事故で一番怖いのが火事です。
まず「火の怖さ、危険性」について子どもに教えるのが重要です。
それと共に小学生の高学年となれば調理器具の使い方や火の取り扱いについて教えるのも、火の怖さや危険さを知る大事なことかと思います。
子どもに留守番させる際に火事にならない、一番のポイント「火を使わせない」です。
マッチやライター、ガスの元栓はどうする?
子どもの手が届くところにマッチやライターを置かない。
ガスの元栓をしめる。
電子レンジ、ポット、ケトル、ドライヤーなどの電子機器の使用は?
電子レンジ等の加熱する電子機器も使用方法を間違えると火災の恐れがあるので使わせない。
ポットやケトルはお湯をひっくり返して火傷の恐れがあるので使わせない。
アイロンや、ドライヤーも火災の原因になりかねるので見えないところに保管します。
正しい使い方が徹底するまでは使用を控えさせる。
ストーブ(暖房器具)の取り扱いを教える
灯油ストーブ電気ストーブ色々ありますが取扱いを間違えると火災に発展します。
『燃えやすい物を近くに置かない』、『ストーブをつけたまま寝ない』、『ストーブを使わない時は電源プラグから抜く』を徹底しましょう。
一番良いのが使わせない、寒くなったらエアコン(空調)を使うのが安心かと思います。
万が一、子どもが留守番中に火事になってしまったら
万が一、火遊びしてしまい火が燃え移ってしまったら。
「とにかく逃げる」➡「大人に知らせる」
を徹底して教えて下さい。
「親に怒られるから自分達でなんとかしよう」という考えが一番危険らしいです。
(セコムのブログなどを参考にしてます。)
なぜか?
火が大きくなって動けなくなるからです。
あと、煙を吸っちゃうと有毒ガスを含む為命の危険があります。
煙を吸わないようにハンカチやタオルで鼻と口を塞いで姿勢を低くして非難することを教えましょう。
親(保護者)が出かける前にやる事 【子供だけで留守番】
親が家を出る前にやる事を2つ紹介します。
窓や勝手口の施錠は親がやる
子どもに留守番させるなら、出かける前に親が窓や勝手口の施錠をしっかり確認してから出かけましょう。
子どもに任せずに親(保護者)が必ず確認するというのがポイントです。
一番良いのは子どもと一緒に施錠確認するのが良いでしょう。
昼食の準備、おやつの準備をしておく
昼食の準備もしておくのも大事です、一番安心なのがそのまま食べれるお弁当、パン、おにぎりです。
電子レンジと、ポットやケトルは、やけどや火災のに発展する恐れもあるので、正しい使い方が徹底するまでは使用を控えさせましょう。
15時をまたぐようでしたら「おやつ」も準備しておくと子どもも喜びます。
まとめ:子供が留守番中の事件事故
子どもが留守番をする際の事件事故と防犯対策&安全対策について解説しました。
留守番中に多い事故は「やけど」「電子レンジの誤った使い方」「転落事故」でした。
最も怖い事件事故は2つ「犯罪に巻き込まれないように気をつける」「火事火災の恐れ」でした。
対策として●インターホンや電話に出ない●ドアを開けない●火の恐ろしさを話す&火の取扱いを教える●電子レンジ等の電子機器は正しい使い方が徹底するまでは使用を控えさせる。
親が出かける前に「施錠チェック」をする、「昼食やおやつを準備」をする。
電話やインターホンの近くに貼り紙をしておき、「留守番のルール」と「親の電話番号」を書いておき困ったらすぐ連絡するようにしておくと安心ですね。
以上
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